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蕃書調所は江戸幕府の洋学研究教育機関で

Posted by admin on 1月 21, 2010 at 9:56 AM in 国立大学・東京都・重要文化財

1853年(嘉永6)のペリー来航を契機に幕府は外交・軍事面の充実を図り、その一策として洋学を取り扱う機関の設置を計画した。

55年(安政2)洋学所という仮称のもとに頭取(とうどり)古賀謹一郎を中心として準備が開始され、56年蕃書調所という名で開業、57年1月授業も開始された。

同所の任務には、洋書洋文の翻訳・研究、洋学教育、洋書・翻訳書などの検閲、印刷・出版、一部の技術伝習があり、これを担当する教授方には、箕作阮甫(みつくりげんぽ)、杉田成卿(せいけい)、松木弘安(こうあん)(寺島宗則(むねのり))、村田蔵六(ぞうろく)(大村益次郎)ら著名な洋学者が任ぜられた。

当初、設置科目は蘭学(らんがく)1科であったが、60年(万延1)より62年(文久2)にかけ、英・仏・独の外国語、および精煉(せいれん)・器械・物産・数学などの科学技術部門諸科が次々に開設された。